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これ以前のブログからのサルベージ

いつか君はブランコにゆられて
いたいけな目を少しふせて 哀しい顔でうつむいた
「アタシハヒトリデヘイキナノ」

ハートに巻いた包帯を 僕がゆっくりほどくから
日なたに続くブリッジを探しておいで
哀しい時は目の前で 大声出して泣いてよ
そんな寒いトコ今すぐ出ておいで アルエ…

(中略)

君は人より少しだけ 不器用なだけの女の子
「ウレシイトキドンナフウニ ワラエバイイカワカンナイ…」

(中略)

ハートに咲いたコスモスが 枯れないように水をやろう
青空の下でゆれていてスゴクきれいさ
ブリッジでとったスライドは 君が生きてるって証拠さ
あたたかい日だまりの中で一緒に 手をたたこう。

from 『アルエ』by BUMP OF CHIKEN


人はみんな自分の心に“傷”を持っている。
忘れているものもあるかもしれない。
でもそれは決して癒されることはない。
でも自分は他人にその傷を見せたくないし、それから出る膿を垂れ流したくない。
他人も相手の心にそんな傷があることを認めるなんてことはしない。
だから人は心にきつく包帯を巻く。
きつすぎて中で縮こまっている方がいいや。
きつすぎて笑顔見せようとすると顔が引きつっちゃうよ。

でも世の中には一握り、相手の包帯をとれる人がいる。
その人にとっての一握り。
その人だけに通じる何かをもつ一握り。

でも、その一握りの中でも途中で魔法がきれちゃったり、
全部とってもその傷を直視出来なかったりして
その一握りはどんどん小さくなっていく。

そして最後に一人、
そんな心をしっかりと抱き寄せられる人がいる。
魔法はないかもしれないけど、
だから傷を消したりは出来ないかもしれないけど、
しっかりと
傷にガーゼを当ててくれる。
自分を投げ出してもその傷を受け入れてそれが腐ったりしないようにしてくれる。
そんな最後の一人。

そう、その一人なんだ。
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