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今日は5時起き。
朝飯の後6時半くらいに家を出てバスターミナルへ。ちょうど我々の行く方向のバスの乗客をかき集めているところに出くわし待ち時間ゼロでしゅっぱーつ。ダマスから北上。
とちゅう、何もなし。ただ西側の山脈が途切れると途端に地中海性気候が広がるところとかなんか地理だなーみたいな。
バスの終点で降りてそこからService(バンで走ってるバスとタクシーのキメラ)を四つ乗り継いでApameaに。ここは非常に肥沃な谷(てかこの谷、大地溝帯の北端なんだと)を望む山の端にあった都跡で中央通りだったところの円柱列が2kmくらい残っていてかなり圧巻!村と遺跡が一体になっているんだけど村の中にある円形劇場跡とかも壊れっぱなしがいー感じ!
てか修復も何も壊れたそのままになっててそれが逆にいいんだよねー。ちょうど雨季の時に来たから短い草とか花が茂る中に石がゴロゴロしてるのがまたいい感じ。

そして谷を真下に見るところに城があるんだけどその中を訪問!そしたらもう壁やら塀やらみんな住居に利用されていてただの町に迷い込んじまいまして…とりあえず子供に囲まれつつなんだか握手と笑顔は国境を越えるらしくあるお宅にドーゾドーゾされてお邪魔したら裏庭からさっきの遺跡の全景が見えたりして超感激!!!おまけにコーヒーまでご馳走になってあらまあらまらま。

今度はそっからセルビスに乗って途中下車の旅。
ハマなんとかとかいうお城にいったんだが風が強いのなんの…でもお城自体はLOtRのミナスティリスを廃墟にした感じで結構よかった~。渓谷までめっちゃ高さがあったりして迫力!

そしてそっからある街に行ってある英語の先生をしている人のお宅を探し当てて、いや普通に子供達に見つけてもらって訪問。以前親父が訪れたらしいがお嬢さんがしっかり覚えてくれていて程なくお母さんの先生登場。
そうしたらお食事まで頂いて至れり尽くせりで…イスラム圏はこういうところが感動的だよね♪
お腹一杯で一杯笑ってお邪魔しました!
また戻ってこよう。

そういえばそのお母さん曰くシリアのイスラムの指導者になんとかハキムとかいう人がいてその人はアメリカの大学の学位を持っていてシリアで新しいイスラムの形を広めようとしてるんだって。
つまり今までのイスラムの教義を現代の時代に即して柔軟にしていこう、という一派らしくて例えばお祈りは一日三回でもよい、とか共働きとか女性の社会進出を促進しようとしたり、とか。
その一家は彼の教えを支持しているらしくすごく進歩的だったなぁ。
さて、すでに6時半過ぎてたりするけどしっかり10時には家に戻れるんだねー。
結構便利です、シリア。
じゃ、おやすみー。
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